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ハウジングに関する新情報も公開。「AION」の大型アップデート“Episode3.0 キミのドラマ”の実装を記念したイベントがニコファーレにて開催

日付:2012-04-06 14:13:00    アクセス回数:1101次

エヌ・シー・ジャパンは2012年4月2日,同社が運営中のMMORPG「The Tower of AION」のオフライン/オンライン連動型イベント“超大型アップデートじゃない!?”を,東京・六本木のニコファーレにて開催した。

 会場では,4月10日に実施予定の大型アップデート“Episode3.0 キミのドラマ”のデモプレイを中心に,さまざまな催しが行われた。会場内の様子は,ニコニコ生放送を通じてストリーミング配信され,視聴者が参加できるアトラクションも用意されていた。オフラインイベントとオンラインゲームが融合して大きな盛り上がりを見せた,当日の模様を振り返ってみよう。

4月10日にいよいよ実施される“Episode3.0 キミのドラマ”
アップデートの見どころを実機プレイを交えつつ紹介

 AIONでは4月10日に,約11か月ぶりとなる大型アップデート“Episode3.0 キミのドラマ”が実施される。会場ではアップデートの主な見どころが,MCタナベ氏とMCアオキ氏によって,テストサーバー上でのプレイを交えつつ紹介されていった。

 Episod 3.0のアップデート内容については,4Gamerでも2回のプレイレポートで紹介しているが,(前編 / 後編),今回のイベントでは,細かいながらも新たな情報がちらほら確認できた。本稿ではそれらを中心に紹介していこう。

【サルファン】

ウルググ族の村は,サルファンの南西部に位置している,このエリアでは数少ないPvP可能な“紛争地域”。フクロウのような姿をした“ウルググ族”が住んでおり,所々にあるワープポイントの先には宝箱が設置されているそうだ
 天族,魔族,龍族に続く第4勢力である,“煉族”(れんぞく)が存在するエリア。中心部にある拠点“カマル”をはじめ,サルファン全体の9割近くの場所が,天族と魔族のキャラクターがPvPを行えない“中立地域”となっている。

 両種族は,龍族と戦うために一時停戦しているだけで,仲良くなったというわけでは決してない。たとえばカマルでは,ショップNPCをはじめとした各種施設が,天族用/魔族用それぞれ用意されており,敵対種族用の施設は利用できない。ここでは,サルファンの各地にある要所をざっと紹介していこう。

【ティアマランタ】

 Episode3.0で登場するもう一つの広域エリアで,こちらは龍族の“ティアマランタ軍”の拠点が大部分を占めている。中央の巨大城塞や4か所の根源などを合わせると,エリア内の半分近くがPvP可能な“紛争地域”になっているのも大きな特徴。天族と魔族が根源を奪い合って“ティアマランタの目”を目指す新コンテンツ“占領戦”は,毎日14時,18時,22時に開催されるとのことだ。

【ティアマランタの目】

 占領戦で二つの根源を手に入れた種族が挑戦できる特別なエリア。内部は中規模の円形構造で,通路の行き止まりには宝箱などが存在する。

 最深部の司令官室で待ち受けるのは,最強のネームドモンスターとなるであろう“アングリー スナヤカ”だ。“最大HPの90%分のダメージ”を必ず与えるという,極悪なスキルを繰り出してくる。しかも戦闘開始後15分で,マイキャラ達が“狂乱”状態となるため,大人数でのゾンビアタックも効果的とは言えないかもしれない

【レントゥス基地】

 Episode3.0では多くのインスタンスダンジョンが登場するが,今回のデモプレイでは時間の都合で,“レントゥス基地”のみが紹介された。このダンジョンはパシュマンディル寺院のように,今後多くのプレイヤーが通うことになりそうだ。

 このダンジョンでは,マイキャラが“攻撃用”と“防衛用”,2種類の戦車に乗りこんで戦える。戦車の砲撃は敵に範囲ダメージを与えられ,変形させれば超強力な“ロングレンジ ショックガン”が発射できる。キャラクタークラスに関係なく乗れるので,うまく活用すればパーティの戦力が大幅アップするだろう

【ハウジング】

 すでにお伝えしているとおり(関連記事),Episode3.0では待望の“ハウジング”が導入される。今回のデモプレイでは,FS(ファンサポート)達による家のカスタマイズ例が紹介された。

 家をカスタマイズする際は,配置したオブジェクトを利用した“スクリプト”(簡易プログラムのようなもの)が組めるという。簡単なスクリプトを記述するだけで,たとえば壁の飾り付けを点滅させたり,家具を動かしたり,ミニゲームを設定したりといったことが可能になるそうだ。
 インスタンス扱いのテラスハウス以外の家に関しては,オークション形式での入手となる。気になる日程は,まずは4月17日から5月8日にかけて行われる予定とのことだ。オークションへ参加希望の人は,公式サイトをこまめに確認して情報を集めておこう。


ニコ生の視聴者やライブサーバーを巻き込んだ
さまざまなアトラクションが開催

 エヌ・シー・ジャパンのオフラインイベントでは,オフラインの来場客だけでなく,オンラインの一般視聴者も参加できるアトラクションがおなじみになっている。今回のイベントでは,ニコニコ生放送のアンケートシステムを使ってのプレゼント配布などが行われた。

 アトラクションの中でもひときわ大きな盛り上りを見せたのは,AIONのライブサーバーを利用した“The Tower of Mission ~シエ魔の乱~”である。ニコファーレの来場客が魔族のキャラクターで24名のチームを組み,会場内のPCを用いて“シエル”ワールドに潜入。敵対勢力とPvPを繰り広げるという内容だ。

アトラクションの舞台がシエルワールドであることは事前に告知されており,天族の腕自慢が手ぐすね引いて待ち構えている状態。一方,魔族の一般キャラクターも大勢駆けつけ,この両者がインギスオンで激突したのだ。画面を見てのとおり,赤ネームのキャラクターで画面が埋め尽くされた様は,まさにカオスとしか言いようのない状況である。

 なお,総合司会の小野坂さんは,他のMMORPGは結構詳しいとのことだが,AIONのアトラクションがライブサーバーで行われ,しかも大きなラグが発生せずスムースに進行していることに,かなり驚いていた様子だ。

当日行われた主なイベントの模様は以上だ。AION史上最大のアップデートとなる“Episode3.0 キミのドラマ”の実装まで,あと1週間。相当なボリュームのあるアップデートなので,プレイヤーはAIONの特設サイトや4Gamerのプレイレポート(前編 / 後編)などを参考に,今から準備を整えておこう。

 

 

 

>>http://www.4gamer.net/games/030/G003061/20120403049/

 

 

 

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