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「アラド戦記」,アップデート情報が発表されたオフラインイベントレポート。赤井沙希さんと出川哲郎さんも登場だ

日付:2012-02-26 15:50:23    アクセス回数:2003次

2012年2月25日,ネクソンは「『アラド戦記』オフラインエキシビジョンマッチ」を,東京都内で開催した。この催しでは,2012年におけるオンラインアクションRPG「アラド戦記」のアップデート予定の発表,日韓代表プレイヤーの交流戦が実施された。またイベント後半では,タレントの出川哲郎さんらが出演する公式番組の公開収録も行われた。

 2012年にアラド戦記で実施される予定のアップデートについては,ネクソン 運用部 運用2チーム 平野貴子氏によって発表された。
 システム的な部分では,画面解像度に800×600ドットのモードが加わる。クエスト関連では,エピッククエストのクリア報酬に「クエストポイント」(QP)が追加されるという。QPは,新たに実装される「クエスト商店」で,任意の能力値を購入するポインだ。なお。QPで購入した能力値は,1回のみ無料でリセット可能で,2回目以降は有料となる。
 またクエストには,捕獲/潜入という新たなタイプのクエストhが追加され,さらに最大20のクエストを同時受託可能となる予定だ。
 そのほか,ショート設定UIの変更や競売場の利便性向上がアナウンスされた。

新規に追加されるシステムとしては,「魔法封印アイテム」が発表された。このアイテムはダンジョンなどでモンスターを倒すと入手可能で,所定のゲーム内通貨を支払うことで最大3種類までさまざまなオプションをランダムで付与できるというものだ。また「魔法封印再生」は,2つの魔法封印アイテムを合成して,新たな魔法封印アイテムを作り出す機能とのこと。
 日本独自の新システムとしては,初心者向けのスキルガイドとボイスシステムが発表された。後者は,プレイヤー自身のキャラクターに加え,NPCのボイスも任意に変更できるという。

 新エリアとしては,「スジュ」が登場する。このエリアには1対1のトーナメント戦を楽しめる「武闘ダンジョン」が用意されるほか,このダンジョンでしか入手できない素材を使った武器の精錬などができるようになるという。
 またスジュには,レベル70以上が対象の魔法封印アイテムを入手できるダンジョンもあるとのことだ。

 新キャラクターには,闇の力で自らを悪魔化するプリーストの第4の職業「アベンジャー」と,男メイジが登場。男メイジには,体力がゼロになったあと,一定時間攻撃を受けなければゲージの3分の1の体力が回復する「回復モード」が発動するという。
 男メイジの職業としては,4大元素の範囲魔法を駆使する「エレメンタルボマー」と,氷系近接攻撃を得意とする「氷結師」が紹介された。

さらに,2012年4月から第2シーズンが放映される予定の「Fate/Zero」とのタイアップもアナウンスされた。平野氏いわく,これまでのタイアップとは趣向が異なるとのことで,期待が高まるだろう。

続いて開発元のネオプル チーム長 ジョン・スンヨル氏がプレイヤーの質問に答えるコーナーが設けられた。
 最初の質問は,「女鬼剣士」「女プリースト」や,「シーフ」の2次職をはじめとする上位職の実装予定について。ジョン氏によれば,2Dグラフィックスのモデリングはなかなか容易ではないそうで,新しい職業/キャラクターの実現には時間が掛かるとのことだった。その一方で,既存のキャラクターに新しいプレイスタイルを提供する要素を準備しているそうで,ぜひ期待してほしいとも話していた。

 次の質問は「決闘」について。日本での決闘の盛り上がりを受けて,公式大会の定期開催開催を検討していることや,2012年中に「公正決闘場」が実装されることがジョン氏から明かされた。また世界各国のプレイヤーと決闘できるサーバーを用意できないかという質問には,各国における契約上の問題があり,実現は困難と答えていた。

 3つ目の質問は,いわゆる“誤BAN”問題に関するもので,さらに誤BANが多い割りにはBOTと思われるアカウントが取り締まられていない事実が指摘された。ジョン氏は来場者に謝罪するとともに,日本はアカウント作成の制限がないため,サービスしている各国の中で最もBOTが多いことを明かす。現在は,新規加入段階でのBOT対策に力を入れているとのことで,さらに韓国では誤BAN率を10分の1にする新システムを採用したと,ジョン氏は話していた。
 そのほか開発チームが全5名で,そのうち二人が女性であることや,自分達でプレイするときはプリーストやメイジ,鬼剣士を好んでいることなどが明かされた。

 イベントのメインとなるエキシビションマッチは,日韓それぞれの大会上位者3名ずつに,開発チームのイ・デヒョン氏とグラビアアイドルの赤井沙希さんを加えたトーナメント形式で行われた。なお実況を務めたのは,フリーアナウンサーの辻よしなり氏,そして解説は,アラド戦記の2009年日本代表を務めた,あー君さんだ。

準決勝では,第1試合でPa-in選手とジャン・ジェウォン選手,第2試合ではんにゃばる選手とキム・ソンジュン選手がそれぞれ対決。両試合とも,日本代表が韓国代表を相手に善戦し,あと一歩まで追い詰めるという展開が見られた。しかし韓国代表は常に冷静で,日本代表の一瞬の隙を逃さない。結局,決勝戦は韓国代表同士の対決となり,ジャン・ジェウォン選手がキム・ソンジュン選手を下して優勝を飾った。

イベントの後半には,タレントの出川哲郎さんをゲストに招き,「出川哲郎『本気の挑戦 出張版』」の公開収録が行われた。この番組は,出川さんが実際にアラド戦記をプレイする模様をニコニコ生放送およびUstreamで生中継するというもので,2011年中にも同様の番組が配信されている。

今回は,出川さんが3人の来場者と決闘し,最終的にエキシビションマッチで優勝したジャン・ジェウォン選手に挑戦するという内容だ。ちなみに出川さんは,ネクソンから番組以外でアラド戦記をプレイすることを禁じられているとのことで,コンボを繋げるどころかダッシュもままならない。30秒間,対戦相手が出川さんを攻撃しないルールや,10秒間,赤井さんが対戦相手を目隠しする「てっちゃんチャンス」などのハンデが与えられたにも関わらず,どの試合でも惨敗し,罰ゲームを受けていた……。

 

 

 

 

 

>>http://www.4gamer.net/games/030/G003013/20120225003/

 

 

 

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