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「黒い砂漠」のオープンサービスが5月8日に開始。新たに追加される「リトルサマナー」を含めた5クラスの特徴を紹介しよう

日付:2015-05-07 18:16:52    アクセス回数:2027次

ゲームオンは,新作MMORPG「黒い砂漠」のオープンβテストに相当するオープンサービスを2015年5月8日9:00に開始する。オープンサービスに先駆けて行われた「先行ダウンロード&キャラクター作成」(先行キャラクター作成は終了済み)で,プレイヤーキャラクターを作り込み,オープンサービスの開始を今か今かと待ちかまえている読者も少なくないのではないだろうか。

 一方で,各クラスがどういった能力を持っているか分からないため,どれを選べばいいのか悩んでいる読者もいるだろう。何も考えず,「ソーサレス」や「レンジャー」,「リトルサマナー」など,綺麗どころをチョイスするのもアリだが,やはりその戦闘性能は気になるところだ。
 そこで今回,オープンサービスで追加される新クラス「リトルサマナー」をゲームオンで先行プレイさせてもらい,これを含めた5クラスの特徴を簡単に紹介することにした。本稿を一読して,オープンサービスにおけるキャラクター選定の参考にしてほしい。

 

リトルサマナー

 「こちら」の記事でも紹介したとおり,電撃的に実装が発表された新クラス「リトルサマナー」。ほかのクラスと比べて幼い容姿で可愛らしく,なかなか人気の出そうなキャラクターだ。

 

 

バトルスタイルは,右手の小剣や左手の装身具と呼ばれる笛のような武器による攻撃に加えて,拳法を使いこなすという接近戦特化タイプ。剣撃ではソーサレスのように,水墨で描かれたような攻撃エフェクトが発生するが,実際の攻撃範囲はエフェクトほど広くはなく一回り狭い。一撃の攻撃力よりも手数で押すタイプのクラスで,どんどん前に出て攻撃を繰り出す積極性が魅力でもある。
 一方,全クラス中HPが一番低く,反撃を受けると一気に劣勢になりかねないので,攻撃だけでなく回避にも注意を払う必要がある。攻撃範囲,射程こそまるで違うが,レンジャーに似た戦い方が求められそうだ。使いこなすには少々練習が必要なクラスかもしれない。

 

 リトルサマナーの醍醐味は,巨大な黒い狼のような神獣「黒狼」を召喚し,共闘できるところにある。黒狼はレベル20でスキル「黒狼召喚」を習得すると呼び出せるようになる。レベルを上げることで騎乗できるようにもなるのだが,それが可能になるのはなんとレベル49。レベルキャップ直前まで到達してからのお楽しみといったところだろう。

 

 黒狼の主な役割は,リトルサマナーの攻撃補助だ。リトルサマナーには黒狼用のスキルもあり,そのレベルを上げることで黒狼をパワーアップできる。攻撃力はなかなかのもので,戦闘ではかなり頼りになる存在だ。

 

 リトルサマナーは,スキルを使って黒狼に指示を出すこともできる。通常はリトルサマナーの後ろを付いてくるだけだが,「命令:攻撃して」を使うとターゲットした敵に攻撃させることができる。攻撃を止めさせたいときは「命令:待て」を使えばいい。この「命令:待て」には別の効果もあり,スキルレベルの条件を満たしていれば黒狼に近づくと「騎乗 or 利用」というアイコンが表示され,騎乗できる。騎乗状態での攻撃も可能で,人狼一体のプレイが楽しめる。

 

面白いのが「命令:お座り」というスキルで,これを使うとその場で黒狼はお座りする。この状態になると,周囲のキャラクターのHPを3秒毎に5回復させるという効果がある。文字どおり癒やされる存在だ。

 

リトルサマナー戦闘シーン

 

ウォーリア

片手剣と盾を持つ,西洋ファンタジーにおける正統派スタイルのウォーリア。剣による通常攻撃にそれほどリーチはないが,射程が長く貫通力のある「ピアース」や,近距離範囲攻撃「地割り」「回転斬り」など,使い勝手のいい攻撃スキルを持っている。

 最大の特徴は左手に持った盾による「防御姿勢」で,構えている間は防御力がアップするうえ,正面からの攻撃のほとんどはブロックでき,ダメージを受けない。防御で敵の攻撃をやり過ごして剣で反撃,または「シールドカウンター」で反撃するなど,防御主体の戦法をとれば初心者でも安全に戦えるだろう。ほかのMMORPGでいうタンク的な性能も兼ね備えているので,レイドボス戦などではかなり頼りになりそうだ。

 攻撃,防御,投げなどの体術系スキルをバランスよく持っていて,HPも全クラス最大のウォーリアは,初めて「黒い砂漠」を遊ぶ人にオススメしやすいクラスとなっている。

 

ウォーリア戦闘シーン

 

レンジャー

レンジャーは,華奢な体つきをしたエルフ族ながら,メインウェポンの弓を巧みに扱い,強力な連続攻撃を得意とするクラスで,全クラス中最大の攻撃範囲を誇る。序盤は単体攻撃しかできないが,レベルが上がると弓でコンボ攻撃ができるようになったり,「死神の疾風」や「風の意思」といったスキルでの範囲攻撃も可能になる。

 サブウェポンによる短剣攻撃,そしてキックなど打撃系の体術攻撃スキルや,回避スキルが充実しており,接近戦にも十分対応できるポテンシャルを持っている。遠距離では弓で戦い,敵が近づいてきたら体術で叩くといった感じで,万能なクラスだが,力を十全に発揮させるには操作に慣れが必要だ。ややテクニカルなクラスで,弓と体術と回避,この3つを連動させて操作するのは大変だが,それが可能になれば圧倒的な戦闘力を見せてくれるだろう。

 

レンジャー戦闘シーン

 

 

ソーサレス

黒魔術を駆使して戦うソーサレス。しかし,一般的な魔法を使うクラスとのイメージとは少し違い,魔力のこもった体術による接近戦を得意とする。一定時間最大HPをアップさせる「血の盟約」や,防御力をアップさせる「ダークシールド」は,近接戦闘を意識した本作のソーサレスらしい魔法と言えるかもしれない。右クリックでオーラを飛ばす攻撃もできるが,レンジャーほどの射程はなく,中距離攻撃といったところだ。

 ソーサレスは打撃系の攻撃を一定数ヒットさせると,自身の周囲に浮遊する「闇の欠片」というものを生成できる。これを媒介にしたスキルを使うことで,自分を含めた周囲の仲間に攻撃力アップのバフを付けたり,MPを回復したりといったことができる。闇の欠片はまた,爆発させて大ダメージを与えるという攻撃的な使い方も可能だ。

 

 このようにソーサレスは,見た目に反してかなり格闘向けのキャラでコンボも豊富だが,それだけに操作はややテクニカルだ。レンジャーと似たところもあるが,ソーサレスは中距離から魔法で敵を牽制したところで一気に近づいて始末する,といった戦い方になる。レンジャーと比べてHPも高いので,敵との距離を詰めて戦おう。

 

ソーサレス戦闘シーン

 

 

ジャイアント

両手斧を振り回し,まるでバーサーカーのような戦い方を得意とするジャイアント。両手斧をそれぞれの手に持っている姿を見れば,その巨大さや力強さが分かるだろう。ウォーリアと同様に,通常攻撃の範囲はそれほど広くないが,「ワイルドアンブッシュ」「フィアレスアタック」「プレデターハンティング」など,範囲攻撃スキルを多く持っている。これらを敵の集まったところで使いまくれば簡単に敵を掃討でき,一気に経験値を獲得してのレベルアップが期待できる。

 

ジャイアントの特徴をもうひとつあげるのならば,投げ技のバリエーションの豊富さだ。投げというと単体攻撃のイメージがあるが,「デッドスワイプ」などは敵をつかんで放り投げるとき,つかんだ敵を振り回して周囲の敵にもダメージを与えられる。ジャイアントは,こうした投げスキルを組み合わせて多彩な戦い方が楽しめるクラスになっている。
 見た目で敬遠するプレイヤーもいるかもしれないが,戦いやすさ,レベルの上げやすさを考えると,初心者にもオススメできるクラスだ。ド派手で手軽にレベル上げを楽しみたいなら,ジャイアントを選んでみてもいいだろう。

 

ジャイアント戦闘シーン

 

 

というわけで,「黒い砂漠」の各クラスを紹介してみたが,オープンサービスに向けて,遊びたいキャラクターは決まっただろうか。本作にはMMORPGでいうところのロール(役割)的なものはなく,全クラスがアタッカーだと言われているが,クラスごとに,しっかりと個性があることが分かってもらえたはずだ。自身に合いそうなキャラクターを選択して,明日からのオープンサービスを楽しもう。

 

 

 

>>http://www.4gamer.net/games/183/G018339/20150430165/

 

 

黒い砂漠(Black Desert ) RMT