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「ドラゴンネスト」のレベルキャップが70へと引き上げ! 7月24日に実装される大型アップデート“Chapter10.「宿命(テレジア)」”レポート

日付:2013-07-23 16:19:31    アクセス回数:1094次

NHN JapanのオンラインRPG「ドラゴンネスト」では,7月24日に大型アップデート“Chapter10.「宿命(テレジア)」”が実装される。

 今回のアップデートでは,レベルキャップの開放と新システム「竜珠(りゅうじゅ)」の導入により,キャラクターの育成要素が大幅にボリュームアップしたほか,冒険者は新たな舞台「アレンデル」へと足を踏み入れ,さらには見慣れたセントヘイブンも崩壊/再建するなど,ゲーム内の景観も大きく変わっている。
 今回は7月24日のアップデートに先駆け,運営チームに取材してきたので,本稿でその内容を紹介していこう。

ゲームの起動画面も新生セントヘイブン&アレンデル仕様にリニューアル


新たな冒険の舞台となるエルフの森「アレンデル」
王都セントヘイブンもリニューアル

ドラゴンネストのストーリーは,2012年10月からこれまでの間,“外伝”シリーズが展開されてきた。前回のアップデートでそれがひと段落したことを受けて,久々に“Chapter”すなわちメインストーリーが進行することになる。冒険者にとって新たな舞台となるのは,エルフの女王が治める森「アレンデル」だ。

 これまでのChapterを通じて,冒険者はドラゴンの血を浴び,呪いを受けてしまう。これを治療するべくアレンデルへ向かったところ,イグナシオが率いる「龍の使徒」により,森の力の源である「生命の木」が弱められていたことを知る。冒険者はアレンデルの危機を救うべく,龍の使徒との激しい戦いを繰り広げる……というのがChapter10の大まかなあらすじである。

 アレンデルにはロビーエリアの役割があり,新しく追加される5つのステージへ,ここから入場できる(詳しくは後述)。ステージは今後まだまだ追加予定とのことで,プレイヤーにとって長くお世話になりそうなエリアだ。

一方,長らく活動拠点として利用してきた王都セントヘイブンが崩壊,そして再建というのもプレイヤーにとっての大きなトピックであろう。外伝ストーリーの経験者なら薄々察しがつくかもしれないが,今回のアップデート後は“崩壊後”ではなく,“再建後”のセントヘイブンへといきなり足を踏み入れられるのだ。この辺りのストーリーの詳細は,実際に見てのお楽しみ。

 新たなセントヘイブンは面積が大分広くなっており,建築様式も華やかになっているなど,同じ場所とは思えないほどの違いだ。エリアの北部には王城と,その前には広間が設けられている。そして中央には新たなランドマークの女神像がそびえ立ち,そこから南側はショップなどの主要施設が集約されている。取引所のすぐ近くに鍛冶屋や倉庫管理人が配置されていたり,東部にアレンデルへの直通ゲートが設けられているなど,以前と比べて大分利用しやすくなっているようだ。

キャラクターのレベルキャップが60→70へと開放
新たな強化システム「竜珠」が登場

 今回のアップデートでは,キャラクターのレベルキャップも従来の60から70へと引き上げられる。前回のキャップ開放が2012年7月だったので,待ちに待ったというプレイヤーも多いだろう。
 キャップ開放に伴い,各クラスにLv65でパッシブスキル,Lv70でEXスキルの2種類がそれぞれ追加されている。アクティブスキルに関しては,本稿の最後にムービーでまとめておいたので確認してほしい。

キャラクターの成長という意味では,新たなアイテム強化システムの「竜珠(りゅうじゅ)」も重要なアップデート項目だ。これまでのアイテム強化システムとしては,主に「冠位「と「潜在能力」が用意されていたが,若干ややこしかったのでこれらが,竜珠に一元化される格好となる。

今後ドロップする武器や防具には,竜珠を装着するためのスロットが空けられている(2~3個)。そこにステージのレアドロップなどで獲得した竜珠をはめ込み,強化するという流れだ。注目すべきは,一度アイテム装着した竜珠は自由に付け外しが行え,仮に武器を新調しても竜珠を引き継げるということ。コスト面でもリーズナブルとなっているのが嬉しい。

 竜珠にはいくつかの種類があるが,今回のアップデートでは「攻撃系」と「防御系」のものが導入される。ちなみに今後のアップデートでは,「スキル系」の竜珠も導入予定とのことだ。また,同じタイプの竜珠にも複数のグレードが用意されており,強化システムがシンプルになったとはいえ,キャラクター育成は熱くなりそうだ。

アレンデル起点の5つの追加ステージを一挙に追加

 続いて,アップデートで追加される5つのステージ(ダンジョン)を紹介していこう。いずれもレベル60以上を対象としており,アレンデルの東にある中継エリア「新月の森」「波砂漠」を通じて入場することになる。

なお,今回追加されるステージから一部仕様が変わっており,まずは,新たなタイプの「コマンドモンスター」が登場するようになる。これは雑魚モンスターの集団の中にときおり紛れ込んでいるもので,姿は若干大きめで,頭上にマークが付き,名前の前に「迅速な(モンスター名)」「必殺の(モンスター名)」などといった修飾語が付けられている。いわば中ボスのような扱いだ。
 コマンドモンスターは,雑魚と比べて基本ステータスが高いだけでなく,ほかにはないアクティブスキルも繰り出してくる。倒すのは厄介なのだが,これを倒すと,短時間のバフが得られるという仕組みも用意されている。

こういった仕組みのため,パーティがコマンドモンスターに遭遇した際,「倒しやすい雑魚を各個撃破」または「バフを目当てにコマンドモンスターを真っ先に倒す」の選択を迫られることになる。いずれにせよ,開幕時の戦術がこれまで以上に重要になってくるので,パーティ内で事前に打ち合わせておくのがよいだろう。

 そしてもう一つ,ステージに入場する際のパーティ人数に応じて,難度が自動的に調整されるようになる。具体的には「モンスターの強さ,獲得経験値,アイテムのドロップ率,消費疲労度」の四つが変わるのだ。最も効率がよいのはフルパーティだが,例えばメンバーが集まらなかったときに少人数でも楽しめるように調整を行った,とのことだ。
【1.砂埃の海】
 竜の使途による侵攻を受け,毒が巻き散らかされているステージ。ステージ内のところどころには毒の沼地が広がっており,そこへキャラクターが足を踏み入れるとダメージを受けてしまう。避けて進んでいきたいが,このエリアにはときおり「砂嵐」が発生し,これに近づくと吸い寄せられてしまうので,移動で苦労することもあるだろう。

【2.月明かりの遺跡】
 夜間の遺跡を舞台にしたステージ。スイッチを踏んで扉を開けたり,ちょっとしたギミックが用意されているが,ソロプレイでも攻略できるように基本的には一本道のステージ構成となっている。

【3.黄金の草原】
 このステージには,道中に敵ではないモンスター(NPC)が登場し,プレイヤーの行動次第で手助けしてくれる。例えば蝶々の姿をしたNPC「ナッツ ピクシー」は,ほかのモンスターと戦っているのだが,冒険者が素早くモンスターを倒すことで救出できる。その後はNPCによって,ステージ内のショートカットが使えるようになるのだ。

【4.新月の森道】
 ここでは案内役のNPCが出現する。NPCの周囲にはフィールドが張り巡らされており,キャラクターがこの中にいる間は,HPリジェネの効果が得られるのだ。案内役はステージ内を勝手に進んでいくので,パーティも共に進むようにすると攻略しやすいだろう。

【5.月食の谷】
 ステージに入場すると,最初に大きな広間に出る。広間からは四つの小部屋に通じており,それぞれで待ち受けるモンスターを倒すと,広間にボスが出現するという流れだ。小部屋によっては手助けしてくれるNPCもいるのだが,その中の「汚染されたガーディアン」は,手早く救出しないとモンスターと化して襲い掛かってくる。

アップデートの主な項目はだいたいこのようなところ。そのほかにも細かなシステム改変やバランス調整が多々あり,それらに関してはアップデートの特設サイトを確認してほしい。最後に,運営チームからプレイヤーへのメッセージを紹介しよう。

 

>>http://www.4gamer.net/games/043/G004358/20130722067/

 

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